絵画教室日記〜絵や工作が上達するためのアイデア&コツ♪

表現の幅を広げ描く力をつける、絵具の混色のメリットと注意点について

絵画教室あとりえ・おーぱるでは、お子さんが使う水彩絵具は小学校で使っているものと同様、サクラやぺんてるの12色セットのものをご用意いただきます。

12色あれば十分なのか?っていうとそういうことじゃなくて、色は混ぜることによって新しい色を作ることができるので、12色の絵具以上の色を使えるわけです。

色と色を混ぜて新たな色を作ることを「混色」と言います。

今回は、自分が使いたい色を自由に作ることができる、少ない絵具数から多彩な色を作ることができる、描く幅が広がる、絵具の混色についてご紹介します(^^

まず最初に三原色について

三原色と言う言葉、小学校で習ったことがあるのではないかと思います。

三原色とは色の基本となる三つの色のことです。

ひとつは、の光の三原色。

テレビやパソコンの画面の色はこの光りの三原色でできています。

もうひとつは、シアン(青緑)、マゼンタ(赤紫)、イエロー(黄)の色の三原色です。

マゼンタやシアンは子どもが使う絵具セットなどでは見かけない色名ですが、パソコンのプリンタインクの色は「シアン、マゼンタ、イエロー、ブラック」ですので、見かけたことがあるかと思います。

また、子どもたちが使う12色の絵具にはシアン、マゼンタという色は入っていませんので、黄色の三色を絵具の三原色としています。

今回は小学生の使う絵の具と言うことで、絵具の三原色「赤、青、黄色」の混色についてお話しします。

混色で色を作るメリット

理論的にはすべての色というのは、三原色+白から出来ていて、この3色と白が混ざる割合で色は変化し、無数の色を作り出すことができます。

じゃあ、三原色と白だけあればあとの絵具はいらないんじゃない?

…ということになりますが。

実際には絵具には「混ぜると色が鈍くなる(鮮やか度が下がる)」という特徴があるので、鮮やかな緑やオレンジを使いたい、なんて場合は、混色して作った絵具ではなくてもともと緑やオレンジの絵具を使った方がいいよ、ということになります。

なので、12色程度はあった方が良いと思います。

小学生が使う12色の絵具セットの色って、「子どもが使いやすい色」がよく研究された色のセットだな~と思います。

ですが、もちろん絵を描くときは12色だけを使うわけではありません。

絵具セットにない色、自分が使いたい色、自然の中の色…

山のように絵具を買わなくてはいけないわけではなく、混色によってさまざまな色を作ることによって、12色以外の色を無数に作り出すことができ、多彩な色彩の絵を描くことができ、自分が望んだ表現をすることができるのです。

つまり上記のことから考える混色のメリットは

・自分が使いたい色を自由に作ることができる
・描く絵の表現の幅を広げ、描く力をつける
・自由に色を作れることで楽しく描けるようになる。
・無数に絵の具を買わなくてすむ

などといったことになります。

混色をするときの注意点

絵具の三原色を全部混ぜると理論上は黒になります。
(実際には真っ黒にはならないですが…)

つまり、三原色をすべて混ぜると暗い色(鮮やかではない、鈍い色、濁った色)になるため、あえてそういう色が使いたい場合以外は混色しすぎないこと、が大切です。

当たり前のことのようですが、子どもたちは思わぬ色と色を混ぜて「あれ?こんな色になっちゃった!」ってことが多いのです。

その原因の1つが、三原色の赤・青・黄色だけを考えるとわかりやすいですが、12色の絵具セットの中にはもともと「三原色を混ぜて作った色」が入っているからです。

オレンジ黄色を混ぜた色
黄色を混ぜた色
黄緑=多目の黄色と少なめのを混ぜた色

なので、パレット上では混色していませんが、もともと混色された色であるオレンジ(赤+黄)と青を混ぜると、三原色すべてを使っていると言うことなんですね。

混色は無数の色を作り表現の幅を広げることではありますが、やたらめったら絵具を混ぜると濁った暗い色ばかり…になってしまうのです。



また、そもそも絵具には混ぜると濁る、と言う性質がありますので、きれいな色彩の絵を描きたい場合、混ぜすぎない方がいいです。

…と言うわけで、混色で多彩な色を作って表現することは絵の上達に役立ちますが、まぜる色の数は多くない方がいい、ということになります。

絵画教室の子どもたちに「この色とこの色混ぜるとどんな色になる?」って聞かれたら、どんな色になるか混色してみてもらいます(^^

「わ〜、こんな色ができた!」って、楽しい発見ですね!

あと、筆洗の水がどんどん濁っていくのを見て、「色と色が混ぜると濁るんだねー」と気がつく子もいます。

まとめ

色や混色についてのお話は、話し始めるとめっちゃ長くなっちゃうのですが(^^;

今回は混色のメリットと注意点に焦点を当てて書いてみました。

混色のメリットは…

・自分が使いたい色を自由に作ることができる
・描く絵の表現の幅を広げ、描く力をつける
・自由に色を作れることで楽しく描けるようになる。
・無数に絵の具を買わなくてすむ

混色の注意点は…

・色を混ぜすぎない
・最初から混色された色の絵具を混ぜるときは注意する

といったことになります。

絵画教室の大人の方でも、「混色って難しい」なんて言われる方もいらっしゃいますが、色の仕組みを知って自由に色を作れるようになることで、作品の表現の幅が広がり、自由に楽しく描けるようになりますよ(^^

ぜひ、いろいろな色を作ってみてくださいね☆

ここに書くことは、私と違ったご意見を持つお教室や先生に意を唱えるものではありません。
あくまでも今までの経験に基づく個人的な考えですので、ご理解ください。
意見が異なる方は「こういう考えもあるんだなぁ」ということで、そっとページを閉じていただけると幸いです(^^

どうぞよろしくお願いいたします♪

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幸せを紡ぐ絵~松本圭

物語紡ぐ画家

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