絵画教室日記〜絵や工作が上達するためのアイデア&コツ♪

なぜ三原色以外にも絵の具があるの?絵の具の混色のコツ

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色には三原色と言う基本となる色があり、混ぜることで(理論的には)どんな色も作れる…

わけですが、

「色の三原色、光の三原色、絵の具の三原色」の説明はこちら

じゃ~、三色だけあったら全部の色作れるなら、絵の具って12色もいらないじゃん?

って、思いませんか?

今回は「なぜ三原色以外にも絵の具があるの?絵の具の混色のコツ」ってことでお送りいたします♪

混色をする場合に覚えていた方が良い絵の具の特徴

純粋に色と色を混ぜると新しい色ができるわけですが、絵の具という画材の特徴として

「色と色(絵の具と絵の具)を混ぜると濁る」

ということがあります。

もともとオレンジとして売っている絵の具と、黄色と赤を混ぜて混色で作ったオレンジでは、混ぜて作った方が渋い感じの色になります。

そして、絵の具と絵の具は混ぜれば混ぜるほど濁るので、あの色を混ぜたら良いか?この色を混ぜたらどうか?とどんどん色を混ぜていくと濁った色ばかりの絵になってしまいます。

なので、絵の具を混色するときの色数は、2〜3色くらいまでに押さえた方が良いと思います。

もちろん、チューブから出したクリアな色と混色で作った色、どちらの色がいいかは、何を描きたいかどのような色を使って表現したいかによってさまざまです。

混色することで、色に深みがある表現を作ることができたり…。

ただ、2色の混色ならまだしも複雑な色を作ろうとしたら、混ぜれば混ぜるほど濁ってしまうわけで、この特徴を考えると、三原色でどんな色でも作れるのなら絵の具は三原色だけあればいいんじゃない?ってことにはならないのです。

キレイな色で描こうと思ったのになぜか絵が濁ってしまうときは…

キレイな色で描こうと思ったのになぜか絵が濁ったイメージになってしまう、いつも思いがけず絵の具が濁っちゃうから絵の具は苦手、なんて言う子も案外います。

その場合、混ざると濁る、という絵の具の特徴を考えるといくつかの理由が考えられます。

例えば…

・パレットや筆、筆洗お水が汚れている
・先に塗った色が乾かないうちに隣の色を塗ったため、色が混ざってしまう

と言ったことがあげられます。

子どもの場合は特に、前に使ったパレットがきれいに洗えていないってことが結構あります。

パレットのすみっこに前に使った別の色が残っていれば、その色と混ざって濁る原因になります。

なので、パレットはいつも同じ場所に同じ色を出すようにするとか、なにより、子どもたちが使う不透明水彩は乾くとガビガビにこびりついて洗うのが大変になるので、毎回パレットはきれいに洗うようにしましょう。

使う色を変えるときは筆をきれいに洗う、筆洗のお水も汚れたら取り替えましょう。

絵の具をにじませたくないときは

子どもが絵の具が苦手って言う場合、

絵の具がにじんでしまって絵が汚くなるから

って言う子、結構多いです。

自分が想定していない場面で絵の具同士がにじんでしまって混ざり合って、色が濁ったり…

せっかく下書きまでは上手く行っていたのに!

ってなってしまうんですね。

水彩絵の具は

塗れていると混ざったりにじんだりする
乾いていればにじまない

っていうのが特徴です。

色と色が思いがけず混ざってしまうのを防ぎたければ、最初に塗った色が乾いてから隣の色を塗るようにしましょう。

絵画教室でも「お隣同士の色は、にじませたり濁らせたりしたくなければ乾いてから塗る」と言う風にアドバイスしています。

絵を描く上で混色の特徴を生かすには

絵の具の特徴を考えると、三原色の混色でどんな色も作れるからと言って、三原色だけあれば良いと言うわけでじゃない。

では逆に、以前に絵画教室の大人の生徒さんにご質問いただいたのですけど、

画材店に行けばたくさんの種類の色の絵の具が販売されていて、混色を覚える必要があるのか?
いろいろな色を揃えれば混色の必要ないんじゃない?

ってことでした。

私は普段アクリル絵の具で制作しているのですけど、100色くらい持っていると思います(^^;

だから混色が必要ないかと言うと全然そんなことはありません。

基本混ぜていない絵の具の色はクリアな印象ですが、混色によりより深みのある色、複雑な色を作ることができます。

「この色を使いたい」と思った色を自由に作れるようになると、絵を描くのがもっともっと自由になります。



まとめ

「なぜ三原色以外にも絵の具があるの?絵の具の混色のコツ」についてまとめると

  • 絵の具は混ざると濁る、という特徴があるため、三原色以外にも色は必要
  • キレイな色で描くコツは、混色するのは三色くらいまでにする、パレットや筆、筆洗の水はきれいに使う
  • 最初から完成されているクリアな色、混色で作る深みのある色、使い分けることで絵の世界が広がる

ということになります。

絵を習いたての子どもって、色と色が混ざって別の色ができるって、すごく不思議で興味深く感じるようです。

抹茶みたいな色を作りたいな~、黄緑と黄土色でできそうだな、なんて、色の仕組みがわかってくると絵を描くこともどんどん自由になってきます。

ぜひ、混色を上手に使って絵を描く世界を広げてくださいね!

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幸せを紡ぐ絵~松本圭

物語紡ぐ画家

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