絵画教室日記〜絵や工作が上達するためのアイデア&コツ♪

人を描く過程~「頭足人」についてと「棒人間」へのアドバイス

私は自分で絵画教室を始めるだいぶ前から、長いこと都内の絵画教室で幼児クラスの担当をしていました。

今は終了していますが、自分で絵画教室を開催するようになってからも週に1回都内まで通い、トータルで10年くらいは担当していたかなぁ…。

3才から就学前のお子さんが対象だったので、ぐちゃぐちゃ描きから頭足人などの成長過程を経て、もうすぐ小学生ってころにはだいぶ多彩な表現できるようになり…

と言う中で、親御さんが気にかけることの1つは「人を描けるようになる」ことについて。

都内の教室は土地柄お受験をする子も多かったので、なおさら気にされる方が多かったですね。

絵画教室あとりえ・おーぱるは基本的には小学生が対象なので(クラスによっては年長さんもいます)、頭足人を描くって段階はとっくに過ぎておりますが、今回は年少のお子さんが絵を描く上での成長過程で描く「頭足人」について、それからみんな大好き(笑)「棒人間」についてです。

ここに書く内容は、私が絵画教室をやっている中で感じたこと、子どもたちに知ってもらうと絵を描くことがもっと好きになるのではないかな、って思ったことなどを書いております。
いろいろな考えの方がいらっしゃると思いますが、違う考えの方を否定する内容ではありません。

もしも考えが合わない方は、ページをそっと閉じていただけると幸いです(^^

幼児の発達過程で必ず現れる頭足人

ぐちゃぐちゃ描きの段階から、頭に手足が生えた「頭足人」を描くようになり…という幼児期の子どもが描く絵には、共通の発達段階があります。

この幼児期の絵の発達段階は、世界各国、人種や文化の違いに関係なく共通なのだそうです。

なので、「頭足人」は平和の象徴、なんて感じる方もいるようですね(^^

この年代のお子さんしか描かない絵でもあり、大人の私たちが見ると思わずほのぼのしてしまいます。

ちなみに、欧米では「オタマジャクシ」(tadpole)とよばれているんだそうです。

成長とともに進化する幼児の絵

ぐちゃぐちゃ描きから線や丸を組み合わせて意味のあるお絵描きをするようになり、個人差はありますが、3才の終わりくらいになると頭から手足が生えた頭足人を描くようになるそうです。

この年代のお子さんがみんな通る道ですので、無理に「人間はこう描くのよ」と教えるものではなく、この時期のお絵描きを自由に楽しんでもらいたいですね。

大人が見ても意味不明でも

「これがパパで…」
「これがママで…」

…なんて、いろいろおしゃべりしながら描いたり。

その年代なりの物語が頭の中で広がっているのかもしれません(^^

ちなみに、私の姪っ子が頭足人年代にお父さんお母さん自分を描く時、自分とお母さんを大〜きく、お父さんをめっちゃ小さく描いていました(笑

頭足人を描くようになると子どもの絵はどんどん進化し始めます。

次第に胴体を描くようになったり手や足が伸びたり、髪の毛や洋服も描くようになります。

子どもたちが絵を描く時に話すおしゃべりに耳を傾けながら「これは誰?」「これはなあに?」なんて、子どもたちと一緒にお絵描きを楽しんであげると、もっと描きたいって気持ちがどんどん育っていくのではないでしょうか(^^


みんな大好き?楽しい棒人間

絵画教室あとりえ・おーぱるは小学生中心なので頭足人を描くことはありませんが、棒人間は描きます(笑

棒人間のラクガキって楽しいんですよね!

私も子どもの頃、棒人間のマンガを描いて妹を笑わせたものです。

遊びやラクガキで棒人間を描くのはまったく問題ないですが、小学生になる年代で人を描く場面で棒人間しか描けない、っていうのは親御さんや学校などでも心配されることなのではないでしょうか?

当絵画教室でも、小学校入学と一緒に絵画教室に入会して人物を描く時に棒人間になってしまう、って子は全くいないわけではないですが、ほとんどいません。

子どもの絵に対してのアドバイスは

幼児期の絵の段階で指導すべきかって言うと自由に伸び伸び描いてもらった方が良いと思いますが、小学生年代になって棒人間しか描けないって場合は、私としては指導、というかアドバイスした方がいいと思っています。

なぜかっていると、小学生になると図工と言う授業が始まるわけですし、まわりと自分を比べることもでてきて、本人が自信を失うきっかけになってしまうからです。

小さな頃は大好きだったお絵描きが小学校に入ったら嫌いになってしまうってお子さんは結構多くて、ちょっと…というか私としてはかなり残念に思っています。

で、その際のアドバイスとしては、こういう風に描きなさい、というように本人が理解しているか否かにかかわらず描き方を覚えさせる、ってことではなくて、人間の体がどのようになっているか認識してもらうようなアドバイスにするといいと思います。

私は、絵を描く上でしっかりものを見ること=認識することが大事、とたびたび書いていますが、人間の体がどのようになっているかまず認識してもらい、それを描くにはどうしたらいいか…本人が納得、理解した上で描き方をアドバイスしたいと心がけています。

まとめ

今回は幼児期の絵の発達段階の1つである「頭足人」について、そして、「棒人間」から人の形を描くようになるまでのアドバイスについて書いてみました。

今回の内容をまとめると
・幼児期の絵の発達段階は世界万国共通
・絵を描きながら子どもが語るストーリーをよく聞いて、その時だけの子どもの絵の世界を楽しもう
・小学生になって棒人間しか描かない場合、人間の体を認識できるよう適切なアドバイスをする

といった感じになります。

小さな頃はぐちゃぐちゃ描きでも頭足人でも、お絵描きを楽しむ私たち。
本来は絵を描くってことは自然なことなのかもしれないですね(^^

絵画教室でも、人を描くのが好きになると表現の幅が広がるな~って感じます。
学校へ行き始めると必ずしも「絵を描くのって楽し~」ってばかりも行かないこともありますが、描くことを楽しんで上達してもらえるといいな、って思います。

☆☆☆

絵画教室あとりえ・おーぱる 体験教室お申し込みはこちらです♪

☆☆☆

幸せを紡ぐ絵~松本圭

物語紡ぐ画家

関連記事

ビジネスデッサン&スケッチ術

ご自宅でビジネスデッサンを学びたい方へ
1日わずか10分でデッサン力スケッチ力を身につける。

★ビジネスデッサン&スケッチ術★365日間サポート対応版

◆ビジネスデッサン&スケッチ術◆180日サポート版
ページ上部へ戻る