絵画教室日記〜絵や工作が上達するためのアイデア&コツ♪

クレヨンとクレパス、特徴と違い

絵画教室あとりえ・おーぱるの子どもクラスは主に小学生対象ってこともあって、クレヨンやクレパスはそんなには使いません。

以前他の教室で幼児のクラスを担当していたときは、クレヨン・クレパスはメインの着色画材として使っていました

もちろん小学生だって大人だってクレヨンやクレパスを使うこともありますし、クレヨン・クレパスだからこその表現って言うのもあります。

…ってことで、今回はクレヨンとクレパスの特徴や違いについて、です♪



クレヨンとは

クレヨンの始まりは、19世紀後半にフランスで開発したのが始まり…ってことで、実はとっても歴史が古い画材なんですね。

溶かした蝋と顔料を混ぜて棒状に固めた画材です。

クレヨンは硬めなので手が汚れにくく、色鉛筆のように尖ってもいないし削る必要もないし、ってことで年少者の描画画材として良く使われています。

19世紀後半にフランスで開発されたクレヨンですが、日本では大正時代に普及したそうです。

クレパスとは

クレパスは、株式会社サクラクレパスがクレヨンの定着性やパステルの混色のしやすさ、など良いところを取り入れて開発した、サクラクレパスのオリジナル商品になります。

クレヨン+パステル=クレパスなんですね。

大正初期の日本では小学校の着色画材は色鉛筆か水彩絵の具、だったのだそうですが、当時の色鉛筆は色数も少なく硬くて定着も悪く、色彩の鮮やかさにも乏しいものだったそうです。

そして、子どもが伸び伸びと描くのに向いている画材としてクレヨンが歓迎されたそうなのですが、そのクレヨンも今のものとは違ってかなり硬くて塗り重ねがしづらかったため子どもが使うのにはあまり向いていなかった…

ってことで、クレヨンのようにしっかり定着してパステルのように塗り重ねれる画材ってことで開発されたのがクレパスなのだそうです。

子どもたちのことを思う気持ちが込められた開発ストーリーですね(^^

私たちは普段クレヨンもクレパスもあんまり気にしないで使っているかもしれないですが、クレパスはサクラクレパスの登録商標なんだそうです。

クレヨンとクレパスの違い

クレヨンはロウが多く使われているため、硬質で折れにくく、しっかりした線が描けます。

硬質でしっかりした線が描けるため、綿を塗るよりも線画に向いています。

私が持っているクレヨンは最近はいろいろ改良されているのか、クレヨンですけどかなり伸びよく柔らかいです。

100円ショップで買ってみたクレヨンはまさに蝋!って感じで、昔のクレヨンはこんな感じだったのかな〜って思ったりしています(^^

クレパスはクレヨンよりも油分が多く使われています。

そのため柔らかく伸びがよく、広い画面を塗るのに適しています。

ただ、油分が多い分、折れやすかったり手や服が汚れやすかったり…

小さなお子さんが力一杯塗った後にクレパスのカスでまわりがべとべとなった、なんて経験がある方もいるのではないでしょうか?

クレヨンやクレパスのいろいろな使い方

絵画教室あとりえ・おーぱるでは、クレヨンやクレパスをメインに使っての制作をすることはあまりありませんんが、水彩絵の具と併用したり、ってことでは使っています。

クレヨンやクレパスは油分が多いので、先にクレヨンやクレパスで描いておいて、上から水彩絵の具を塗るとはじきます。

例えば、雪が降っている場面の雪とか、白で事前に描いておいて上から背景色の絵の具を塗ると白いクレヨンやクレパスが浮き出て来てくる、という使い方です。

あと、先の水彩の絵の具を塗っておいて、乾いたところに上からクレヨンやクレパスで描くなどといった使い方もします。

絵画教室あとりえ・おーぱるでは水彩絵の具は各自ご用意いただきますが、クレヨンやクレパスはアトリエにあるものを使うので、

「先生、この場面にこういう風に使いたいからクレヨン使っていい?」

って、子どもたちが自分から言ってきたり、私の方で

「この場面の雪はクレヨンを使ってはじかせるようにしたらどう?」

と提案する場合もあります。

と言った感じで、クレヨンクレパス単体で使うよりも、水性である絵の具と油性であるクレヨンやクレパスの特徴を合わせた使い方が多いですね。

で、この場合、水にはじかせたい、って使い方からは、じゃあ、油分がより多いクレパスがいいの?

ってことでうが、小学生くらいになると細かい表現や繊細な表現を好むようになったりもするし、クレヨンでも十分水をはじいて水彩絵の具との併用には問題ないので、硬めで紙が汚れにくいクレヨンを使う方が多いですね。

 

大人も楽しいクレヨンとクレパス

年代が上がるにつれて使う頻度が少なくなる印象のクレヨンやクレパスですが、クレヨンを使って作品制作をしている画家もいますし、子どもだけの画材ってわけじゃありませんよね。

のびのびした表現をしやすいところや発色の良さなど、たくさんの魅力がある画材です。

そういえば、高齢者施設へ絵画指導に伺っていたときは、手の力が弱いご高齢の方にも使いやすい、クレヨンやクレパスで輪郭を描いておくと絵の具を塗りやすい、ってことで、クレヨンやクレパスを多く使っていただいていました。

お家に1個や2個は隠れているであろう(笑)クレヨンやクレパス。

この機会に使ってみてはいかがでしょうか?

 

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幸せを紡ぐ絵~松本圭

物語紡ぐ画家

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