教室ノート〜絵や工作が上達するためのヒント&オススメ工作など♪

子どもたちの創作絵本「ヤドカリのからさがし」

絵画教室あとりえ・おーぱるでは、毎年創作絵本作りに取り組んでいます。

子どもたちがお話から考えてオリジナルの絵本を作るとき、どんな主人公にするか?って、重要です。

ユニークな設定の主人公を思いついたら、それだけで面白い絵本ができあがりそうですね(^^

さてさて、今回ご紹介する作品はそんなユニークな設定の主人公の物語。

主人公はヤドカリです。

しかも…カラがない(^^;

さてさて、どんな物語が展開するのでしょうか?

 

ヤドカリのからさがし

 

あるところに、普通のヤドカリがいました。

近所の友だちと遊ぼうと、友だちの家に行きました。

友だちの家の前に行くと…

 

「あ!!からが飛んでった」

精神的にやられたカドカリはからを見つけることができるのか…

 

ヤドカリはからを探すことにしました。

砂漠を探していると、友だちのアサリに会いました。

「僕のからを知らないかい?」

「さっき繁華街の方へ飛んでいったよ」

「そうなんだ。ありがとう」

繁華街を探していると、友だちのてんとう虫に会いました。

「てんとう虫さん、僕のからを知らない?」

「う〜ん…、あっ、さっき林の中に飛んでいったよ」

「ありがとう」

 

ヤドカリは林の中に行きました。

「えっ!!」

ヤドカリは「5㎝(?)」くらいの汗を流しました。

「えっえっ、ここは林だよ。なんでヒョウがいるの」

ヤドカリは恐る恐る聞きました。

「ヒョウさん、僕のからを知りませんか?」

「あ〜、家に飛んでったぞ」

「え〜」

今までのことを図に表すと…

 

「よし、家の近くを探そう」

そう言って家に帰ろうとしたら…

「あれ?人間?」

「あれ、このヤドカリからがない。持って帰ろ」

「出せー!」

そういっても、人間は虫カゴから出してくれません。

 

「よし、これで完成だ」

人間がヤドカリのお家を作っている時に、ヤドカリは隙を見て逃げ出しました。

 

「ああ、今日は疲れた。方はまた明日探そう」

そういいながら帰っていると…

「あっ僕のカラ」

(終わり)

絵を描くときや絵本作りのとき、描きたいものの資料が必要なときはiPadで調べることがあります。

今回ご紹介した絵本の作者に

「先生、ヤドカリの中身ってどうなっているんですか?」

聞かれましたが知りませんでしたので(笑

iPadで「ヤドカリ 中身」

とかって検索すると、なんと!

出てくるものなんですね〜

からをなくして精神的にやられたヤドカリ(笑)

その他、砂漠でアサリとであったり、繁華街でてんとう虫とであったり、林でヒョウとであったり…

設定がいちいち面白い(^^

絵本の作者のユニークな発想力が存分に発揮されていますね!

 

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