教室ノート〜絵や工作が上達するためのヒント&オススメ工作など♪

「紙粘土の宝物入れ」材料と作り方〜ふわふわ紙粘土と昔ながらの紙粘土で母の日のプレゼント作り

今年の母の日のプレゼントは「紙粘土の宝物入れ」を作りました。


↑この作品、紙粘土で小学生が作ったの?と、びっくりの素晴らしい出来栄えですね。
中にはお母さんへのメッセージが入っています(^^

今年の母の日のプレゼント制作は、子どもたちもコロナで大変な中頑張っているんだし、簡単で楽しい制作がいいかなぁ…なんて思って紙粘土を使った工作にしました。

ですが、子どもたちの創作意欲が素晴らしく、私の想像を超える完成度の作品たちが出来上がりました。

その分想定以上の時間がかかってヒヤヒヤしましたけど😅

今回の制作のポイントは、「昔ながらの重い紙粘土」と「ふわふわの軽い紙粘土」二つの紙粘土を使い分けていることです。

今の子どもたちは軽くて扱いやすいふわふわ紙粘土しか知らない子も多いです!

紙粘土といえばふわふわ軽い紙粘土、なんですね。

でも、軽くて扱いやすいふわふわ紙粘土って、いつから販売されているのかはわかりませんが、私が子どもの頃はなかったなぁ。

…というわけで、二種類の紙粘土の違いや使い方について説明してからスタート♪

重い紙粘土で苦戦(?)した後にふわふわ紙粘土を使うと

「軽い!使いやすい!ふわふわして気持ちいい〜」

って、子どもたちは喜んでいました(^^

でもね、重たい昔ながらの紙粘土には、軽くて扱いやすい紙粘土にはない魅力があるのです。

ということで、今回は母の日のプレゼントで作った「紙粘土の宝物入れ」材料や作り方についてです。

 

紙粘土の宝物入れの材料

  • 昔ながらの紙粘土
  • ふわふわ紙粘土
  • キッチン用のプラパック、ダンボールの小箱など、入れ物のベースとなるもの
  • 蓋用の段ボール
  • 土台用の段ボール
  • ビーズなどの飾り
  • 着色用の絵の具(当教室ではアクリル絵の具を使いました)
  • ニス
  • ボンド

といった感じでした。

蓋を段ボールにしたのは、平面的な蓋にして蓋の上にも飾り付けをしてもらいたかったからです。

蓋用の段ボールには紙粘土をしっかりつけて丈夫にし、着色できるようにします。

材料や道具は子どもたちみんな共通。

ですが、子どもたちのアイデア、工夫で完成作品は本当にさまざま。

同じ材料で作ったと思えない色々な作品が生まれました。

 

昔ながらの紙粘土と軽い紙粘土

今回使った二種類の紙粘土ですが、使い勝手も違いますが仕上がり具合も違います。

昔ながらの紙粘土

  • ずっしりと重くて硬いので、年少のお子さんには扱いづらい
  • 1袋の重さが1キロあって、買うときに重たい←私
  • 完成した作品は重みがあり、表面の木目が細かく、ニスを塗ると一瞬陶器かな?という質感。紙粘土と思えない(?)高級感が出ます♪


↑絵画教室あとりえ・おーぱるで使ったのはこれですが、一袋1キロもあります!
1キロってかなりの量で、1袋を3〜4人で分けて使いました。
私はホームセンターで購入したのですけど、車の運転ができないので💦重いので3個ずつくらい何回かに分けて購入しました。

ふわふわ軽い紙粘土

  • 軽くて柔らかくて年少のお子さんでも扱いやすい
  • 仕上がりは重い紙粘土と比べると軽くボソボソした感じ。今回の制作では本当に「ふわふわ紙粘土でここまで?」という素晴らしい完成度の作品がありましたが、実際には緻密な制作には向かないような気がします。


↑絵画教室あとりえ・おーぱるでいつも使っている軽い紙粘土はこれ!
一袋の量が多いので、何人かで分けて使います。
軽い紙粘土は100円ショップでも販売されていますが、使いやすさ、仕上がりともにこちらの商品の方が全然質が良いです。

 

紙粘土の宝物入れの作り方

アイデアを考える

入れ物のベースの周りに重い方の紙粘土をつける

蓋の段ボールにも重い方の紙粘土をつける

ふわふわ紙粘土で飾り用の小物などを作る

紙粘土をしっかり乾かす
※紙粘土にひび割れができたら、ひび割れの隙間に紙粘土を詰めて修復しましょう

入れ物と飾りの紙粘土にアクリル絵の具で着色する

着色した絵の具が乾いたらボンドで全体を組み立てる

ボンドが乾いたらニスを塗る

ビーズなどの飾りをつける

母の日のメッセージを書いた紙を宝物入れの中に入れて完成です。

 

家庭の形が多様化している現在、母の日父の日をやらない幼稚園保育園なども増えていると聞きます。

当教室としては、それぞれのお子さんに配慮しつつ、大切な人に感謝を伝える機会は大事にしたいなと思っています。

自分が作ったものでだれかに喜んでもらうことって、子どもたちにとっては最高のモチベーション。

今回の母の日のプレゼント「紙粘土の宝物入れ」作りも、たくさんの感謝や「大好き」が詰まった素敵な作品が勢揃いしました(^^

しっかりデザインを考えて作れば、夏休みの自由研究や自由工作にもおすすめなのでは、と思います。

次回から改めて作品ご紹介したいと思います!

 

絵画教室あとりえ・おーぱる お問合せはこちらです♪

 

☆☆☆

幸せを紡ぐ絵~松本圭
↑こちらで松本圭の作品がご覧ただけます☆

関連記事

「幸せを紡ぐ絵」無料メルマガ

展示・講座開催・1day講座など、最新情報はメルマガでいち早くお知らせします。

ご登録はこちらから>

松本圭のインスタ

フォローお願いします☆

@kei_atelieropal

ページ上部へ戻る