教室ノート〜絵や工作が上達するためのヒント&オススメ工作など♪

子どもたちが大好きなマーカー!種類と特徴、使い方の注意点

絵画教室あとりえ・おーぱるでは、静物画などの写生の時には着色画材は絵の具だけですが、想像画の場合は絵の具、色鉛筆、マーカーなどを混合して使うことがあります。

画材をミックスして使う場合でも、マーカーでの着色は特に発色が良くて目立つので、その特性を生かした使い方に絞って取り入れたいものです。

…ですけど、なぜか子どもたちってマーカーが好きなんですよね~(笑

好きだからってこの場面では使わないほうがいいよ、ってこともあるので、今回はマーカーの種類や使い方の注意点について書いてみます☆

マーカーの種類と特徴

絵画教室あとりえ・おーぱるで用意しているマーカーは、使用感や特性の違いから分けてみると

  • 油性マーカー
  • 水性マーカー
  • ペイントマーカー
  • ポスカ
  • ポスカラメ入り

の5種類になります。

油性マーカーとは…

油性マーカーはいわゆる「マジック」ですね。

紙以外にも、布や木材、ガラスなど、いろいろなものに描けて水に濡れても落ちません。

色数のバリエーションは少なめですが、細字から太字用まであるところも便利ですね。
独特の匂いがあります。

↓教室で使っているのはこれ

水性マーカーとは…

水性マーカーは水性のため水には弱いですが、発色のきれいさや色数の多さが魅力のマーカーです。

ガラスなどには描けませんし、濡れるとにじんで落ちてしまうので、布に描くのも不向きです。

色数が多くて匂いもないので、小さいお子さんのお絵描きにも良いのではないでしょうか(^^

↓色のきれいさと豊富さが魅力

↓水濡れに弱い水性ペンですが、、選択で落とせるって言うのはメリットですね♪

ペイントマーカーとは…

ペイントマーカーは三菱鉛筆の商品名で、不透明の油性マーカーです。

絵画教室にもあることはありまして、なんにでも描けていいのですが…匂いが…

結構気になるので(^^;

教室の子どもクラスではあんまり使う機会ないかなぁ。

ポスカとは…

ポスカも三菱鉛筆の商品名で、不透明の水性インクペンです。

水性なのに紙だけじゃなくてプラスチックや金属・ガラスなどにも描けて、乾くと水に強くなると言う優れもの。

黒い紙など、濃い色の紙の上からも描けて、蛍光みたいな発色がポップな感じで色がかわいい!って、子どもたちは結構好きです。

水性なのでイヤな匂いもありません(^^

↓細字から太字まであります。教室のは太字

ポスカラメ入りとは

ポスカのラメ入りタイプですが、使用感はかなり違うのでポスカとは別にご紹介します。

これね〜、子どもたちにはめっちゃ大人気です!

水性インクのプスかのラメ入り、ってことで、いろいろなものに描けるし、乾けば水塗れにも強いし、なんといってもキラキララメが(笑

子どもってホントキラキラしたもの好きですよね(笑

デメリットと言えば、あんまり近所のホームセンターなどでは見かけないってことでしょうか。

↓子どもたちに大人気☆

絵を描くときの油性マーカーの使い方の注意点

想像画など、自由度が高い制作のときはマーカーを使う場合もあるのですけど、油性マーカーを使う注意点としては

  • 紙の裏に裏うつりする
  • 広い面積を塗ると紙がボロボロになる

裏うつりに関しては皆さんよくご存知と思います。

子どもが油性マーカーで広告の裏にラクガキして、気がついたら床にもうつっていた!とかね。

絵画教室でも油性マーカーを使うときは新聞を敷いてもらいます。

画用紙とか、多少厚めの紙でもうつったりしますので、例えば画用紙の両面に描くような制作のときは油性マーカーは使わないようにした方が良いです。

広い面積を塗ると紙がボロボロになる、のほうですが、絵画教室での制作でカーカーを使うときは、文字とかポイントになるところだけにしてもらっていますが、結構マーカーって子どもたちに人気で、面積のある部分をうっかり塗ってしまう子がたまにいます。

そうすると…

画用紙の表面がボロボロ剥けてしまいます。

子どもたちの力加減とかもあるかもしれないですが、面を塗るのには向かないように思います。

絵を描くときの水性マーカーの使い方の注意点

水性マーカーは色がきれいで色数も多くて、幼児のお絵描きなんかにも使い勝手がいいですよね。

それに、100円ショップなどでも販売していて気軽に買えます(^^

私も数十色のセットを持っています。

絵画教室では利用の頻度的には油性ペンやポスカの方がよく使っています。

理由としては、絵画教室でマーカーを使うときは、水彩絵の具など他の画材を併用することが多いから、です。

水性マーカーでうっかり描いてしまったら後から水彩絵の具を使うことで来ませんので、母の日とかクリスマスのメッセージカードとか、絵の具を使わない制作に活躍しています(^^

絵を描くときのポスカ、ポスカラメ入りの使い方

ポスカってお店のPOPなどでよく見かける気がしますが、蛍光色のような独特の発色が特徴的ですよね。

ただ、その蛍光っぽい色が他の画材と併用する場合に難しさもあって、絵画教室では絵を描く時にはそんなには使いません。

子どもたちの方から、「こういう使い方したいんだけど」って提案があってあえて使う場合もありますけれど…(^^

不透明で蛍光っぽい発色なので、例えば黒い紙に描くとか、使い方によってはおもしろい制作ができますね。

あと、何にでも描けるので、工作のときには便利です♪

ポスカのラメ入りの方は子どもたちがすごく好きなので、絵画教室では常備しております(^^

色が可愛くて通常のポスカのように絵の中で浮くこともそれほどなく、ラメのキラキラも可愛い♪

あと、乾くと水に強いので絵の具との併用も可能です。

とはいっても、静物画などの場合は使いませんが、想像の世界を描くテーマの場合でマーカーも使って良いよって場合は子どもたちは好んで使っています。

ただ、うっかり広い面積を塗ってしまうと、画用紙がボロボロしてきますので、絵を描く上ではポイント使いが良いのではないかなって思います。

気軽に使えて楽しいマーカー

画教室の子どもたちが使うようすから、マーカーについて書いてみました。
子どもたちがマーカーを好きな理由って何かなって考えると、

  • 色のきれいさとか
  • 道具の出し入れがなくて手軽に使えるところ

あとね、そのくらい面積があったら絵の具の方がラクだよ!って思う場面でも、なぜかマーカーでキコキコ塗りたがる子が案外多いのは、そのキコキコ塗る作業が楽しいんだろうなぁって思います(笑

油性マーカー水性マーカーそれぞれ特徴がありますので、絵を描く時に取り入れたり工作に使ったりするなら、それぞれの特徴を生かした使い方がいいですね(^^

絵画教室あとりえ・おーぱる 体験教室お申し込みはこちらです♪

☆☆☆

幸せを紡ぐ絵~松本圭
↑こちらで松本圭の作品がご覧ただけます☆

関連記事

「幸せを紡ぐ絵」無料メルマガ

展示・講座開催・1day講座など、最新情報はメルマガでいち早くお知らせします。

ご登録はこちらから>

松本圭のインスタ

フォローお願いします☆

@kei_atelieropal

ページ上部へ戻る