絵画教室日記〜絵や工作が上達するためのアイデア&コツ♪

子どもが水彩絵の具をムラなくキレイに塗るコツは

小学生が学校で水彩絵の具を使うようになるのは、学校によって違いますが、だいたい2年生くらいで各自の絵の具セットを購入することが多いみたいですね。

さて、水彩絵の具を使い始めて子どもが難しく感じるところ、使い方のコツ、については今まで何度か書いてきましたが、今回は「塗りムラ」についてです。

親御さんからのご希望でも「絵の具の塗り方が雑なんです。ムラなくキレイに塗る方法を教えてください」

って、ご希望を伺うことが結構あります。

このムラを少なく塗るコツですが、使う紙などによって対応が違う場合があるので、他のお教室や先生によって違うかもしれません。

当教室でのアドバイス、ということでご紹介させていただきますね(^^

なんで塗りムラができるの?

子どもたちが描く様子を見ていて、塗りムラができる理由はいくつかあります。

  • 最初に必要な量の絵の具液を作ってないから
  • 絵の具液の濃度が薄すぎる、または濃すぎるから
  • 筆に必要以上の絵の具液がついた状態で塗ってしまうから
  • 塗る場所の広さに対して筆の太さが合っていないから

などがあげられます。

 

最初に必要な量の絵の具液を作ってないから

広い面積の場所を塗る場合にも関わらず、最初にほんのちょっとの絵の具液しか作っていない場合は多いです。

広い面積を塗るのに、絵の具液を少ししか作らない

足りなくなって途中で作り足す

最初に作った絵の具液と、色合いや濃度が変わってしまう

違う色合いや濃度の絵の具液で塗ってしまう

また絵の具が足りなくなって…

ってことを繰り返して、ところどころ違う色のムラだらけの塗り方になってしまうことはよくあります。

特に混色で色を作る場合は、まったく同じ色合いの絵の具液を作るのって難しいです。

「最初に塗る場所に対して多めの絵の具液を作ってね」
とアドバイスしていますが、最初のうちはだいたいの子が作る絵の具液の量が少ないです。

 

絵の具の濃度が薄すぎる、または濃すぎる

水彩絵の具は適切な量のお水と混ぜて使う絵の具です。

混ぜる水の量が多すぎた場合、絵の具液が水っぽくて画用紙がフニャフニャ波打ってムラができやすくなります。

また、絵の具と混ぜる水の量が少なすぎる場合も、絵の具が紙の上で滑らかに伸びないため塗り残しや塗りムラの原因になります。

 

筆に必要以上の絵の具液がついた状態で塗ってしまうから

筆に絵の具がつきすぎている場合、紙の1箇所に絵の具がつきすぎて、水たまり状になったりはみ出たり…

しっかり紙の上で絵の具を伸ばさないまま乾かせばムラの原因になります。

筆に絵の具液がつきすぎた場合は、パレットの縁などで絵の具を落として、塗りやすい量の絵の具を使いましょう。

 

塗る場所の広さに対して筆の太さが合っていないから

小さな面積の場所を太い筆で塗ったら、はみ出したり塗りづらいですよね。

逆に、広い面積なのに細い筆で塗ってたりすると、塗るのに時間がかかって乾いたところから跡が残ってムラになったりします。

広いところは太い筆、細かいところは細い筆…とアドバイスしていますが、ついつい筆を変えることなく塗り続けてしまう子は多いのです。

不透明水彩でムラを少なく塗るコツは

上記であげた子どもたちが水彩絵の具で塗る時にムラができてしまう原因から考える、水彩絵の具で塗りムラなく塗るコツは

  • 最初に塗りたい面積に対して必要な量の絵の具液を作る
  • 絵の具に混ぜる水の量は、水っぽすぎずベタベタしていない、滑らかに塗れる適切な濃度にする
  • 筆に絵の具がつきすぎている時は、パレットの縁などで余分な絵の具を落としてから塗る
  • 塗る場所の広さに対して適切な太さの筆を使う

最初に紙を水で濡らしてから塗るとムラなく塗れる、という方法もありますが、これは子どもたちが使う画用紙には向いていないんじゃないかな〜、って思います。

画用紙って、濡れた状態でこすりすぎると表面がボロボロむけてきます。

あと、子どもたちが描くときは水張りするわけじゃないので波打ちやすい。

あ、水彩用の水彩紙を使う場合は丈夫なので、紙に最初に水を塗ってムラなく塗ったり、わざとにじみを作ったり…ってことは私もよくやる塗り方です(^^

でも、子どもってただでさえ紙を何度も塗り塗りしちゃう子が多いので、画用紙の場合は紙が濡れた状態で表面をこする回数はなくべく少なくした方がいいとおもいます。

また、どんなに最初に紙を濡らしたところで、絵の具液の濃度が適切ではない、筆の太さが合っていない、ということではやっぱりきれいに塗れません。

 

塗りムラはいけないことなの?

お子さんがまだ絵の具の使い方に慣れていないかったり、絵の具の経験が少なくて上手く塗れない場合など、ムラの少ない塗り方を含め絵の具の上手な使い方を説明します。

絵の具も道具なので、使い方を覚えることは大事ですね(^^

ただ、あきらかに適当な作業をしちゃったって場合はべつですが、多少のムラも水彩絵の具の魅力の1つとして、子どもたちに完璧にフラットな塗り方を求めなくてもいいんじゃないかな~とも思います。

そもそも水彩絵の具の場合は、パソコンみたいに画面をポチッとすれば色がついちゃうってわけじゃないので、人の手によって塗られた良さというのもあります。

もし水彩系の絵の具でポスターなどを描く、といった目的でムラなくフラットに塗りたい場合は、ポスターカラーやアクリルガッシュを使うのも1つの方法ですね。

とはいえ、さまざまな塗り方、絵の具の使い方をマスターすることは自分の世界を表現するために必要なことなので、塗りムラが出ない塗り方ができたほうがいいですよね。

絵の具の使い方の幅を広げると、自分らしく表現できる世界もまた広がります(^^

 

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幸せを紡ぐ絵~松本圭

物語紡ぐ画家

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