教室ノート〜絵や工作が上達するためのヒント&オススメ工作など♪

子どもたちの創作絵本「トラブルスター」

毎年取り組んでいる絵本作りですが、同じお子さんが作る絵本でも、年齢や経験を重ねるごとに段々と物語が成長していくのは素晴らしいですね。

今回のご紹介は長く通ってくれているお子さんの作品ですが、低学年の頃のうさちゃんやクマさんが主人公のお話もかわいかったけれど、今回の物語はとっても壮大な宇宙が舞台の物語です。

 

トラブルスター

 

 

ここは広い宇宙のある場所。

この太陽、名はアル。

優しい人柄でみんなに慕われています。

みんなを見守っている太陽。

ある日何やら騒がしいです。

アルがちょっと近づくと、言い合いが聞こえます。

「もっと遠くへ行け!」や「あんたこそそっちへ行け!」

 

アルは星たちに近づいていきます。

「みんな、どうしたの?」とアルは聞きます。

「あ、アルさん聞いてくださいよ」

星二は順序よく話してくれました。

ケンカの理由はご近所トラブル。

そこへ月のムーが近づいてきました。

このケンカには星をまとめているムーも困っています。

ムーはアルを探していたようです。

「アルくん、ぼく、どうしたら…」と気を落としています。

いつも寝てばかりいるムーも、これには起きているようです。

 

ムーの相談を聞き、アルは星たちの声を聞くことにしました。

最初に星一家はどうでしょう…

「あっちのほうにどいてもらいたい」

「早く解決いて欲しいわ」

「オレにはどうでもいい話しだ」

「?」

この一家の最年少は首を傾げるばかり。

次は星三家。

アルは疲れてきました。

「遠くに行くなら当然星一家に決まってるだろ」

「たまにはケンカもいいんじゃない?」

奥様方はどうでもいいようす。

すると、星三家の子どもが突然泣き出しました。

 

驚いたのはアルとムーだけじゃなく、星たちも驚きました。

それにつられて星一家の子どもたちも泣き出しました。

ここからはもう大変。

涙の大合唱です。

その後、星たちは仲良く暮らしました。

アルはいつまでもみんなを見守っています。

ムーは…

夜まで寝るのに専念しています。

みんな仲良く幸せに暮らしています。

(終わり)

なるほど〜、宇宙でもご近所トラブルが(笑

面白いアイデア、そして、アルやムーそれぞれのキャラクターの性格(?)も面白い。

宇宙も地球もご近所も、いつも平和であって欲しいものですね(^^

 

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