絵画教室あとりえ・おーぱるで毎年取り組んでいる、創作絵本の作品ご紹介です。

当教室での絵本作りのルールは

• 必ず完成させる
• 読んだ人がイヤな気持ちになる内容にしない

の２点だけ。

お話の内容もページ数も、子どもたちのアイデアで自由に考えてもらいます。

さて、低学年のお子さんが最初に絵本作りに取り組むときは「簡単なお話でもまずは完成させる」っていうことが目標になるわけですが、長く絵画教室に通ってくれていて何度目かの絵本作りになると、さまざまなアイデアが飛び出します。

今回ご紹介する作品も…

「先生、ゲームみたいな感じでこんな風に作ってみたいんだけど、いい？」

「いいよ。うまくまとまるかなぁ？」

「ページ数が多くなりそうだけど、やってみる」

ってことでスタートし、無事完成しました。

ページをめくるごとの楽しみを生かした絵本なので、写真でアップしちゃうと面白さがわかりづらいかもしれませんが💦

２人の子どもは大事な物を取り返すことはできるのでしょうか？

大事な物を取り返せ！

アナタは１回もミスをしないでたどり着けますか？

あるところに２人の子どもがいました。

しかし、２人が大事にしていたものが、奪われてしまったのです。

そして２人は、大事な物を取り返しに、冒険へ出かけました。

ミッション→ニコちゃんマークを探せ！

しばらく歩いていると、ライオンに出会ってしまった！！

あなたはどうずる？

剣を使う→５ページへ

魔法を使う→７ページへ

剣を持つとライオンが逃げていった！

◯クリア

おめでとう！

まだ冒険は続く…

→７ページへ

魔法が出せた！と思ったら…

自分にかかってしまった！

×ゲームオーバー

→３．４ページに戻ろう！

塔に登ると、そこはなんと…

吸血鬼が！！

アナタならどうずる？

魔法を使う→１１ページへ

水をかける→１３ページへ

ニンニクを食べさせる→１４ページへ

効果はバツグンだった！

◯クリア

おめでとう！

もうすぐゴールだ！

→１５ページへ

水をかけても効果はなかった…

×ゲームオーバー

→９、１０ページに戻ろう！

ニンニクを食べさせても効果はなかった…

×ゲームオーバー

→９、１０ページに戻ろう！

いよいよ最後だ！

ボスが現れた！

アナタならどうする？

プレゼントをあげる→１７ページへ

変顔をする→１８ページへ

お菓子をあげる→１９ページへ

プレゼントをあげると逆ギレしてしまった！

ゲームオーバー→１５、１６ページへ

変顔をすると…

自分が笑い、倒されてしまった！

ゲームオーバー→１５、１６ページへ

お菓子をあげると喜んで食べた。

そして倒れた…

◯クリア

おめでとう！

アナタは１回もミスをしないでクリアできましたか？

→最後のページへ

結局大事な物は見当たらず、家に帰ることにした。

しかし、家に帰ったら、大事な物が返されていた！

「クリアしたので返します」

クリアおめでとう！

最後のぺーじに、ニコちゃんマークを探せ！の答えがあるよ！

※最後のページ（背表紙）写真撮り忘れました…

（終わり）

絵本ナビ 子どもに絵本を選ぶなら

この絵本、実際に完成した物で遊ばせてもらったのですが、結構おもしろいんです！

「う〜ん、これ！」

って、選んでページをめくると…

ゲームオーバー！！

「え〜！難しい〜！」

なんて、結構盛り上がりました（^^

「こういう物を作ってみたい！」って自分の考えをしっかり形にしていますね。

計画的に制作しないと何がなんだかわからなくなりそうですが、何度も絵本作りに取り組んでいる高学年のお子さんだからこそ、の面白いアイデアです☆

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↑こちらで松本圭の作品がご覧ただけます☆