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教室ノート〜絵や工作が上達するためのヒント&オススメ工作など♪
3.142018
子どもたちの創作絵本「ふしぎなおうち!」
絵画教室あとりえ・おーぱるで毎年取り組んでいる創作絵本、引き続き作品のご紹介です。
大人が物語を考えるとき、一応は「起承転結」みたいなものを考えるのではないかなぁ…と思います。
だけど、子どもたちが創作した絵本を読んでいると、
え?この続きがこうなるの?
これで終わり?
オチはないの?
…て、不思議な感覚に包まれつつ、それでもちゃんとお話が成り立っていることに感心します。
お話を考えているのは自分、お話がどんな風に進むか決めるのも自分、お話がどんな風に終わるか決めるのも自分。
創作絵本なんだから、自由なんですね(^^
ふしぎなおうち!
あるところに家がありました。
筆くんは家に入りました。
最初に筆くんが行った部屋はおもちゃ部屋でした。
次に行った部屋は台所でした。
まるでお誕生日会をしたように見えました。
次に行った部屋は庭でした。
まるで遊んで片付けてないように見えました。
次に行った場所は公園でした。
もう公園はめちゃくちゃになっていました。
次ぎにいった場所は違う家でした。
誰かの家に入っていいのかと筆くんが思いましたが、やっぱり筆くんは入ってしまいました。
ドアを開けたら部屋はありませんでした。
1つ目に行ったお家は物が動くお家でした。
2つ目に行ったお家はお花さんのお家でした。
(終わり)
このお話の主人公はなんで「筆」なのかなぁ?
物が動くお家って設定面白いね!
で、次のお家は…ワクワク
…と思ったら「ドアを開けたら部屋はありませんでした。」
で、唐突に物語は終わり(笑
え?これで終わり?2つ目のお家壁だけなの??
って、まぁ、大人の私は物語の流れとかね、結末はどうまとめるかとか、すぐ考えちゃうんですけど、作者本人は大満足。
この規定路線を通らない自由な感じが面白い。
「ふしぎなおうち!」なわけですが、本当に不思議なお話ですね(^^
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