教室ノート〜絵や工作が上達するためのヒント&オススメ工作など♪

子どもたちの創作絵本「ふしぎなおうち!」

絵画教室あとりえ・おーぱるで毎年取り組んでいる創作絵本、引き続き作品のご紹介です。

大人が物語を考えるとき、一応は「起承転結」みたいなものを考えるのではないかなぁ…と思います。

だけど、子どもたちが創作した絵本を読んでいると、

え?この続きがこうなるの?

これで終わり?

オチはないの?

…て、不思議な感覚に包まれつつ、それでもちゃんとお話が成り立っていることに感心します。

お話を考えているのは自分、お話がどんな風に進むか決めるのも自分、お話がどんな風に終わるか決めるのも自分。

創作絵本なんだから、自由なんですね(^^

 

ふしぎなおうち!

 

 

あるところに家がありました。

筆くんは家に入りました。

最初に筆くんが行った部屋はおもちゃ部屋でした。

 

次に行った部屋は台所でした。

まるでお誕生日会をしたように見えました。

次に行った部屋は庭でした。

まるで遊んで片付けてないように見えました。

 

次に行った場所は公園でした。

もう公園はめちゃくちゃになっていました。

次ぎにいった場所は違う家でした。

誰かの家に入っていいのかと筆くんが思いましたが、やっぱり筆くんは入ってしまいました。

 

ドアを開けたら部屋はありませんでした。

1つ目に行ったお家は物が動くお家でした。

2つ目に行ったお家はお花さんのお家でした。

(終わり)

このお話の主人公はなんで「筆」なのかなぁ?

物が動くお家って設定面白いね!

で、次のお家は…ワクワク

…と思ったら「ドアを開けたら部屋はありませんでした。」

で、唐突に物語は終わり(笑

え?これで終わり?2つ目のお家壁だけなの??

って、まぁ、大人の私は物語の流れとかね、結末はどうまとめるかとか、すぐ考えちゃうんですけど、作者本人は大満足。

この規定路線を通らない自由な感じが面白い。

「ふしぎなおうち!」なわけですが、本当に不思議なお話ですね(^^

 

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