絵画教室日記〜教室のようすとアイデアノート♪

考える力を育む絵本作り~初めての絵本作り、お話作りのヒント

現在絵画教室あとりえ・おーぱるでは「絵本作り」をしています。
自分で考えたお話に必要な枚数分の絵を描いて、1冊の本に仕上げる、って、ちょっと大変そう。
うちの子できるかな?
低学年のお子さんやお話作りなどが初めての子の場合、親御さんはちょっと心配されるかもしれませんね。
たしかにちょっと大変ですが、完成したときは子どもたちにとって大きな自信に繋がる内容です。

絵画教室あとりえ・おーぱるでは毎年「絵本作り」「紙芝居作り」などのカリキュラムを取り入れていますが、今まで絵画教室をやってきて、完成しなかったお子さんは1人もいません。
というか、絵本作りにおいて一番の目標は「完成させる」ことなのです(^^
どんな簡単なお話でも、世界でたった1冊の自分で作った絵本は、子どもさんに取って完成したときの喜びが大きいもの。
また、想像力を伸ばしたり、物語の組み立てやさまざまな場面を描くことでアイデア力がついたり、必要な枚数を描くだけの粘り強さも…、と幅広く子どもたちの「考える力」を育む内容なのです。

ぜひ、ご家庭でも簡単なものから作ってみると楽しいのではないかと思います。
というわけで、「絵本作り」が初めてのお子さんに向けて、絵本作りお話作りのヒントを書いてみました。
参考になれば幸いです(^^

最初に絵本作りについての考え…完成させることの大切さ

私が絵画教室をやっていて絶対に守っていることのひとつは、絵にしても工作にしても絵本にしても「必ず完成させてもらう」ことです。
作品の完成度は年齢や経験によってさまざまですが、一度取り組んだ作品は必ず完成させてもらいます。
どんな小さな作品でも、完成させれば子どもたちに取って自信に繋がります。
ですが、途中で終わりにしてしまったら子どもたちにとっては残念な思いしか残らないのではないでしょうか。
もの作りを通して小さな成功体験を積み重ね、自信に繋げてもらいたい。
そんな思いのもとに取り組んでいますので、絵本作りに関しても内容は簡単なもので良いので「取り組んだら途中で投げ出さずに、必ず完成させる」というのが、大切なのではないかと思います。

お話を考えよう…お話の組み立て方

まずは完成させることを目標に簡単なお話で良いんだよ、って言われても、絵本作り初めて、日頃物語を考えたりするのが好きなお子さんではない、という場合、何からどうしたら良いのかわからないと思います。
そういう場合に私が説明する物語の組み立て方をご紹介します。

最初に、物語を作る時「始まり」「真ん中」「終わり」という風に考えると作りやすいよ、と説明します。
大人だったら「起承転結」というところですね。

もちろん、自分で自由に考えつく子はこの流れは気にしないで自由に考えてくださいね。
でも、どうしたら良いのかわからないな~っていうお子さんには、「始まり」「真ん中」「終わり」という風に簡単にお話の組み立て方を説明しましょう。

さて、お話の組み立て方の流れはわかった、で?どっから手を付けるのか?ですが、私の場合はまず「主人公を決めよう!誰にする?」と質問します。
思いつかない場合は「猫でも犬でも、違う動物でも自分でも宇宙人でも何でも良いよ~」と少しヒントを出します。
絵画教室あとりえ・おーぱるでは初めての絵本作りの場合は、まずは「完成させること」が目標なので、何かを参考にしても誰かの作品に似てても私のヒントを取り入れても、全然OKなんです(^^
一度でも完成させて絵本作りの流れがわかると、子どもたちは次からは自信を持って自分で考えるようになります。
それだけ、経験すること、完成させる体験をすることはとっても大切なことなんですね。

描き始める前に簡単な計画たてよう

絵画教室あとりえ・おーぱるでは、「計画メモ」なるものがあり、お話や大きな工作を作る前などには行き当たりばったりで作らずに、事前に簡単な計画書を作ることがあります。
絵本作りの場合も、頭の中だけで考えていきなり描き始めると、途中でお話がまとまらなくなったり、同じような場面が延々続いたり、途中でイヤになってしまったり…ってことになりかねません。
そこで、適当な紙に、題名や主人公の名前、だいたいのあらすじを書いた計画書を作ります。
年少のお子さんなどで計画メモ作りのほうが難しい、計画メモ作りに時間がかかりすぎる、という場合は計画メモは省略する場合もあります。

親御さんがご一緒に作る場合は事前に計画を立てなくても大丈夫かもしれませんが、自分で考えて計画して…という体験はお子さんにとっては勉強になるので、あえて一緒に計画を立てるところからやってみるのも良いと思います(^^

さっそく画用紙に絵と文章を描こう

大体のあらすじなどが決まり本番の紙に描き始める時の注意点は、
・文字を縦書きか横書きにするか決めてページの開く向きを確認しておく
・めくってもめくっても同じような場面にならないように工夫する
です。

なんどか絵本作りを経験している子は、自発的にページ割りを工夫したりしてますが(笑)初めて絵本作りをするお子さんには、同じような絵ばっかりにならないように、ということだけ気をつけてもらいます。
あと、文字を縦書きにするか横書きにするかは事前に聞いてページが開く方向を確認しておきます。
これを間違って描いてしまうと、絵本に組み立てる段階になって困ることに…

本の製本の仕方はいろいろあると思うので一例ですが、絵画教室では水彩絵の具を使うため紙の両面には描きません。
画用紙の表面だけ描いて、二つ折りの状態で背中合わせで紙を貼付けています。

全部のページ貼付けたら、背表紙の部分にきれいなテープを貼って完成です。

完成したらぜひ、ご家族に、ご兄弟に、お披露目しましょう!
ご家庭での絵本作り、ぜひ楽しんでいただけたらと思います(^^

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幸せを紡ぐ絵~松本圭
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