教室ノート〜絵や工作が上達するためのヒント&オススメ工作など♪
4.52016
子どもが絵が上手くなるには?絵が上達する3つのコツ
「絵が上達するにはどうしたら良いですか?」
「子どもが絵が上手くなるコツはありますか?」
という質問をいただくと、私は3つの答えをあげます。
もちろん、上達するためのいろいろな方法や考え方があるとは思うのですが、ご質問を受けたときはこの3つにしぼってお答えしています。
これは大人でも子どもでも同じことなのですが、今回は「子どもが絵が上手くなるには?絵が上達するコツ」ということでお届けします♪
ここに書く内容は、私が絵画教室をやっている中で感じたこと、子どもたちに知ってもらうと絵を描くことがもっと好きになるのではないかな、って思ったことなどを書いております。
いろいろな考えの方がいらっしゃると思いますが、違う考えの方を否定する内容ではありません。
自分とは違う意見を不快に感じる方は、そっとページを閉じてくださいね(^^
上達するコツその1…絵を描くことが好きになること
そんなの当たり前!
って思われそうですが、何事もまずはやっぱり好きであることが大事です。
好きこそ物の上手なれ、ですね。
絵画教室では絵が好きで入会してくれる子が多いのですが、「絵が苦手なので苦手意識をなくしたい」って子もいます。
その場合は、最初はあれこれ技術的な指導をするよりも、まずは楽しんでもらうことが先決、と思っています。
そしてその上で、
苦手意識がある=自分は絵がヘタだと思ってしまっている
ので、道具の使い方や描くコツなどを教えて、
スムーズに描けるようになる→自信がついてさらに好きになる
という流れを作れるようにしています。
好きになってもらう、ってことと似ていますが、嫌いにならないようにしたいものです。
特に、お受験などでやむを得ない場合もあるでしょうけれど、小さい頃に絵の特訓的な練習をさせてしまったり、子どもが描いた絵を褒めることなく自信を失わせてしまったりすると、絵が嫌いになってしまいます。
嫌いだけど上手くなる、ってことはやっぱりないように思いますので、絵が好きな子には「好き」って気持ちを持ち続けて楽しんで欲しいな、と思います。
上達するコツその2…よく見ること
この場合の「よく見る」は、ただ目に映すことではありません。
「見えているのに見えていない?見えている=認識しているってわけじゃない、子どもの発達と絵」でも書いていますが、年齢が小さい子は特にですが、目に映っているから認識できているとは限りません。
そして、認識できていないと絵に描くことはできません。
静物画などを描いた時に、年少の子はさっさと描いて「できた~!」ってなるわけですが(笑)
全然見ていなくて、その子の頭の中のものを描いていることが多いです。
なので、年少の子の絵ほど自由で伸び伸び…かというとそうでもなくて、固定観念によって描いている場合も多かったりします。
想像の世界を描くならモノを良く見て認識する必要はないでしょう?
って思うかもしれませんが、日常生活の中でいろいろなものをしっかりと認識して心の目で見る、ってことは感性を豊かにすることだと思います。
そもそも子どもは好奇心旺盛。
ぜひ、いろいろなものを見て認識して、不思議に思ったり感動したりする体験をたくさんしてもらいたいな~と思います。
上達するコツその3…いろいろな絵をたくさん描くこと
「子どもが想像力豊かな絵を描くようになるにはどうしたらいい?」にも書いていますが、人間て大人も子どもも、好きなものを何度も描きたい生き物のようです(笑
好きなものを描くのは楽しいし、何度も描いていると上手くなる、上手くなるからなお楽しい…
素敵なことですよね!
そう、たくさん描くことは上達の秘訣です。
なので、絵が上手くなりたいと思ったら、好きなものだけじゃなくて
「いろいろな絵をたくさん描く」
ことが大事です。
当教室では、絵画の分野は、よく見て描く写生画、生活の様子を描く生活画、想像画、と3つの分野にわけてカリキュラムに入れています。
さらに、カレンダーを作ったり、絵本を作ったり…
毎回違った制作内容に取り組んでもらえるように年間を通して計画しています。
まとめ
「子どもが絵が上手くなるには?絵が上達するコツ」をまとめると
- 絵を描くことが好きになること
- よく見ること(認識して見る!)
- いろいろな絵をたくさん描くこと
の3つになります。
いろいろな絵を描く中で、道具の使い方や技術的なこともどんどん身につけてもらえると良いと思います。
自分の世界を表現できる方法を持つことは、自由への切符です。
ぜひ楽しんでたくさんの絵を描いてくださいね!
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