教室ノート〜絵や工作が上達するためのヒント&オススメ工作など♪

絵を描くときの消しゴムとねり消しの話


絵画教室あとりえ・おーぱるでは、鉛筆と消しゴムは教室で用意しているものを使ってもらっています。

教室を始めた最初の頃は、水彩絵具と筆記具は各自ご用意をお願いしていたのですが、ご自宅で子どもたちが普段使っている鉛筆消しゴムを持ってきたいただくと、やっぱり絵を描くのに適していない、って場合が多かったりして…。

鉛筆は特にそうですが、消しゴムもやっぱり絵を描くのに使いやすいものってあります。

今回はそんな絵を描く時に使いやすい消しゴムとねり消しのお話です(^^

ここに書く内容は、私が絵画教室をやっている中で感じたこと、子どもたちに知ってもらうと絵を描くことがもっと好きになるのではないかな、って思ったことなどを書いております。
いろいろな考えの方がいらっしゃると思いますが、違う考えの方を否定する内容ではありません。
自分とは違う意見を不快に感じる方は、そっとページを閉じてくださいね(^^

子どもたちが大好き♪おもちゃ消しゴム

おもちゃ消しゴム、ってネーミングかははっきりしませんが…

フルーツやスイーツの形だったり、乗り物の形だったり、っておもちゃの消しゴム。

あれは子どもたちが大好きなので、イベントの景品などで使うことはありますが、

消えません
ので、絵を描くときは特に、消えづらい消しゴムは紙を痛めるので不向きです。

劣化した消しゴム

消しゴムは劣化します。

古くなった消しゴムって、ゴムの弾力が弱まって硬く、鉛筆の黒い鉛がこびりついて真っ黒になっていたりします。

普通は消しゴムが鉛筆の鉛で汚れたら、表面を消して落とせばまたきれいな消しゴムになりますよね?

でも、劣化した消しゴムって汚れが落ちなくて、うっかりその消しゴムを使うとよけいに紙に汚れがついてしまう…なんてことになってしまいます。

不要な部分を消すための消しゴムでよけいに汚れてしまったら、本末転倒ですね。

オススメの消しゴム

私は以前、一袋に10個以上入って100円、って消しゴムを買ってみたのですが、弾力が弱くて消しづらかったです。

別に普通に宿題やるのに使う分にはいいと思うのですが、絵を描く場合には

・弾力があってよく消えて紙を痛めにくい

っていう事が大事です。

特に子どもたちが使う画用紙って、何ども消していると表面がボロボロむけてきちゃったりするので、さらに消しづらい消しゴム、なかなか消えない消しゴムだったりすると、作品を台無しにしかねません。

また、消しゴムで消す面積が広かったりすると、消しゴムで消す作業だけど一苦労、ということもあります。

よく消える消しゴムをちゃんと選んだ方が、(消すための)時間も労力もかからないですよね(^^

一定の商品を押すわけではないですが、私が絵画教室で使っているのはMONOなどのメーカー品か劇落ちくんです。
劇落ちくんはかなり使い勝手が良いので、この頃はいつも劇落ちくんだったりします(笑

ねり消しについて

ねり消しって、小学生の皆さんは「消しゴムのカスを鉛筆の後ろ側でこねて作るもの」って思っています(笑

ねり消しは売ってるよ、っていって、新しいねり消しを見せると驚かれます。

さらに、私が自分の制作に使っているねり消しは、紙に鉛筆で書いたものを消すのに使って汚れてきたらキャンバスの木炭を消すようにする、って感じでどんどんたまるので、かなり大きなねり消しの固まりになっています。

一時期当教室で、制作が早めに終わった子たちがねり消しで粘土遊び(?)をするのが流行しました(笑

…って、いろんな意味で、絵画教室では必需品のねり消しですが、

・紙を痛めにくい
・鉛筆の粉で紙の表面が汚れてしまった時にきれいにしたり
・ねり消しを尖らせて細かいところを消したり

といった具合に重宝しています。

また、高学年のお子さんなどで、デッサンをする場合には必要になります。

まとめ

今回の内容をまとめると

・おもちゃ消しゴム、劣化した消しゴムは不向き
・弾力がありよく消える消しゴムを選ぶと紙を痛めない
・適切な消しゴムを使うと時間も労力もかからない
・ねり消しもあると便利

ということになります。

日常的過ぎてあまり考えたことがないかもしれない消しゴムについてですが、やっぱり絵を描く時には使いやすいものがいいですよね。

ご参考になれば幸いです(^^z

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