教室ノート〜絵や工作が上達するためのヒント&オススメ工作など♪

子どもが絵の具を使って描く時におすすめの筆♪

021

絵画教室にご入会いただいて、最初に親御さんからいただく質問 「道具は何を揃えればいいですか?」

当教室では細々した材料は教室で用意しますが、絵の具セットのみ各自ご用意いただいています。

絵の具セットはわざわざ新しく購入しなくても、幼稚園で使ってたものやご兄弟の使ってたものを適当な袋にまとめてお持ちいただくってことで大丈夫ですよーというスタンスです。

ですけど、水彩絵の具と筆はちゃんとしたものを揃えてくださいね、とお伝えしています。

筆は描きやすさや絵の完成度を左右するので、使いやすい筆の特徴をご説明させていただいています。

正直なところ、筆洗なんかは百円ショップので十分です。

っていうか、私が使ってるパレットも100円ショップのものを、二つくらい並べて使ってます。

でも、筆は重要です!

なので、お家にあるものはお持ちいただく場合は、描きやすい筆かどうか確認させていただいて、必要なら新しく用意していただきます。

あと、今回は筆の話しなので余談になりますが、水彩絵の具も100円ショップのものなどではなくて、日本製の児童用の絵の具セットをお持ちいただくようにしています。

というわけで、今回は子どもが絵の具で絵を描く時に使いやすい筆の選び方です♪

(ちょっと加筆しました)

子どもが使う絵の具にあった筆の特徴

子どもたちが学校で主に使う不透明水彩絵の具。

当絵画教室でも子どもたちはサクラやぺんてるなどの児童用の不透明水彩絵の具を使っています。

この絵の具の特徴は顔料の粒子が粗く、粘度が強い。

チューブから出すとネチョーっとしてて、パレット洗う時なかなか落ちない頑固な感じ。

この絵の具を適切な量のお水と混ぜて使うわけですが、筆がコシがなくてフニャフニャだと絵の具の粘度に負けてしまって、絵の具液が水っぽくなりがちです。

または、絵の具液の粘度が強いと、ふにゃふにゃの筆ではめっちゃ塗りづらい、っていうか塗れません。

適切な水の量が理解している、でも、いつも絵の具液が水っぽくて、絵全体の印象が薄い…なんていう場合は、コシがない筆を使っている場合が結構あるんです。

淡い色合いの絵も素敵ですが、不透明水彩絵の具の特徴を生かした描き方としては、しっかりした濃度の絵の具液で描いた方が、同じ絵でもじょうずに見えたりします。

特に子どもの絵って、元気さとか生き生きした表現が評価される場合も多いので、淡い色合いの表現を意図したわけじゃないのになんかいつも水っぽくなっちゃうんだよねー、なんていう場合は、筆に問題があるのかも。

あと、筆先がバラけていると描きにくいので、先端がしっかり揃っている方が子どもたちは描きやすいようです。

子どもたちが使う不透明水彩絵の具には、コシがあって筆先がしっかり整っている筆を選びましょう。

筆の種類と使いやすい筆の形

家にあった筆を使う場合は、筆先の状態やコシの強さを確認させていただき、使えるものは使いましょう、って感じですが、新しく購入する場合、どんな筆を買えば良いのでしょうか?

大きな画材屋さんなんかにいくと、油彩筆、水彩筆、和筆、と分かれてますので、水彩用の筆を見てください。

その中で、セーブルとかリス毛とか、は~?筆一本にこの値段?って筆もありますが、それらは大人が主に透明水彩(不透明じゃない)に使うってことで除外。

子どもが使う場合は子ども用の画材を多く販売しているメーカーのもの、子どもが使用することを念頭に作られている商品がやっぱり使いやすいと思います。

筆の形の種類としては大まかに丸筆と平筆があります。

丸筆は、筆先を使ったり筆先を使ったりすることで、細く描いたり太く描いたりできるので、力の入れ具合を変えることで幅広い塗り方をすることができます。

平筆は比較的力の入れ具合で左右されることが少なく、ムラなく広い面積をきれいに塗れます。

幅広く使えると言うことから、当教室では「丸筆の大中小3本」を揃えていただきます。

プラス太めの平筆もあれば尚良し。

揃えたい筆のサイズ

筆のサイズは「○号」で表されます。

この号数ってのがわかりづらい…

揃えたい筆のサイズ「大中小」って、一体何号が小で何号が中で大なのよ??

ってことなのですが、こどもが使う場合ってことでは、当教室がお薦めしている筆は3本セットで「0号、6号、14号」のセットとなっています。

この中で一番細い0号は年少のお子さんの場合は使うことは少ないかもしれません。

平筆は、広い面積の部分を塗る時に使う場合が多いと思うので、18号くらいがよいかと思います。

実は同じ号数でもメーカーによって結構太さが違う場合もありますが、一応の目安としては「小0~2号、6~8号、12~14号」くらい。

「家にたくさんあったー」といって筆をたくさん持ってくる子もいるのですが、使う筆って案外限られるもの。

同じような太さの筆が何本もあっても逆に使いづらいので、太さにメリハリを付けて丸筆の大中小+太めの平筆が用意できれば良いと思います。

オススメの筆

当教室で主に使っている筆、購入する場合お薦めしている使いやすい筆は、ぺんてるの「ネオセーブル」三本セットです。

こどもが使いやすいように考えられてまして、コシが強く、筆先が揃っていて、文房具屋さんやホームセンターなど売ってる場所も多く、適度な太さの筆三本で600円くらい。

コスパも良いと思います!

ぺんてるの回し者ではないですが本当に使いやすくて、アクリル絵の具を使う場合は私もこの筆を使っています。
(アクリル絵の具は動物の毛などの筆はいたむのでNGです)

まとめ

子どもが不透明水彩で絵を描く場合おすすめの筆の特徴をまとめると

・コシが強い
・筆先が整っている
・サイズと形は、丸筆の大中小(0号、6号、14号など)+太めの平筆(18号など)

↓平筆はこれ

あと、買ったばかりの筆についているプラスチックのキャップは、取り外したら再度着けることはしません。

やってみるとわかるけど、再度着けると毛が逆立ってボッサボサになります。

なので、筆入れもあると寝癖がつかなくて良いですね(^^

 

絵画教室あとりえ・おーぱる 体験教室お申し込みはこちらです♪

☆☆☆

幸せを紡ぐ絵~松本圭
↑こちらで松本圭の作品がご覧ただけます☆

関連記事

↓無料メルマガはこちら

↓ご登録はこちらをクリック

↓公式ラインはこちら

友だち追加

↓インスタはこちら

画材を探す

↓アマゾン画材ページはこちら  #PR

無料のLINE自動化ツールご紹介

↓詳細・無料登録はこちらをクリック #PR

構築チャレンジブログ

ページ上部へ戻る