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教室ノート〜絵や工作が上達するためのヒント&オススメ工作など♪
3.222018
子どもたちの創作絵本「ヤドカリのからさがし」
絵画教室あとりえ・おーぱるでは、毎年創作絵本作りに取り組んでいます。
子どもたちがお話から考えてオリジナルの絵本を作るとき、どんな主人公にするか?って、重要です。
ユニークな設定の主人公を思いついたら、それだけで面白い絵本ができあがりそうですね(^^
さてさて、今回ご紹介する作品はそんなユニークな設定の主人公の物語。
主人公はヤドカリです。
しかも…カラがない(^^;
さてさて、どんな物語が展開するのでしょうか?
ヤドカリのからさがし
あるところに、普通のヤドカリがいました。
近所の友だちと遊ぼうと、友だちの家に行きました。
友だちの家の前に行くと…
「あ!!からが飛んでった」
精神的にやられたカドカリはからを見つけることができるのか…
ヤドカリはからを探すことにしました。
砂漠を探していると、友だちのアサリに会いました。
「僕のからを知らないかい?」
「さっき繁華街の方へ飛んでいったよ」
「そうなんだ。ありがとう」
繁華街を探していると、友だちのてんとう虫に会いました。
「てんとう虫さん、僕のからを知らない?」
「う〜ん…、あっ、さっき林の中に飛んでいったよ」
「ありがとう」
ヤドカリは林の中に行きました。
「えっ!!」
ヤドカリは「5㎝(?)」くらいの汗を流しました。
「えっえっ、ここは林だよ。なんでヒョウがいるの」
ヤドカリは恐る恐る聞きました。
「ヒョウさん、僕のからを知りませんか?」
「あ〜、家に飛んでったぞ」
「え〜」
今までのことを図に表すと…
「よし、家の近くを探そう」
そう言って家に帰ろうとしたら…
「あれ?人間?」
「あれ、このヤドカリからがない。持って帰ろ」
「出せー!」
そういっても、人間は虫カゴから出してくれません。
「よし、これで完成だ」
人間がヤドカリのお家を作っている時に、ヤドカリは隙を見て逃げ出しました。
「ああ、今日は疲れた。方はまた明日探そう」
そういいながら帰っていると…
「あっ僕のカラ」
(終わり)
絵を描くときや絵本作りのとき、描きたいものの資料が必要なときはiPadで調べることがあります。
今回ご紹介した絵本の作者に
「先生、ヤドカリの中身ってどうなっているんですか?」
聞かれましたが知りませんでしたので(笑
iPadで「ヤドカリ 中身」
とかって検索すると、なんと!
出てくるものなんですね〜
からをなくして精神的にやられたヤドカリ(笑)
その他、砂漠でアサリとであったり、繁華街でてんとう虫とであったり、林でヒョウとであったり…
設定がいちいち面白い(^^
絵本の作者のユニークな発想力が存分に発揮されていますね!
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